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令和を切り拓く39期生の卒業式

2020.03.03

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空は青く澄み渡り、日差しはまぶしく、新たな門出を見守る太陽。ほがらか庭園の花のつぼみも膨らみを増し、開花の時を今か今かと待っているようです。
6年間、創価小の新しい伝統を築こうと挑戦してきた令和初の卒業生となる39期生。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府からの要請を受け、予定を早めて、卒業生と教職員のみの卒業式を、3日、池田体育館にて行いました。

代々、3月16日に行われてきた卒業式。卒業に向けた様々な行事が異例の中止となる中、6年生の一人一人は、「どうすれば最高の卒業式を迎えられるだろうか」と話し合いを重ね、「嵐にも揺るがぬ大樹」となることを目指し、工夫を重ねて挑戦を続けてきました。

迎えた巣立ちの日。式典では、ガウンに身を包んだ卒業生一人ひとりに卒業証書が授与されました。保護者はこの様子をライブ配信された画面を通して見守ります。
「旅立ちの言葉」では、お父さん、お母さん、今までお世話になった方々に感謝の思いを込めて一言一言をかみしめるように。その目には、悲哀や落胆などはなく、負けじ魂光る輝きがありました。

創立者からは、祝福の和歌とメッセージが贈られ、卒業生一人一人の努力と友情の日々を称賛。「新たな十年、わが宝剣を磨け! そして、人類の平和の新時代を開きゆけ!」と、愛する学園生の前途に限りない期待を寄せられました。

卒業式が終わり、荷物をまとめた6年生が昇降口の希望ホールから出ると、三色旗を振って見送る教職員の姿が。ほがらか庭園には、39期生が制作した愛唱歌「宝探しの冒険へ!」が何度も何度も流れていました。

〽太陽が ぼくらを見つめてる
 この希望の城で 若芽は大樹へと
 どんなにつらくても 必ず越えていける
 大丈夫 いつだって 仲間がいるから
 そうさ 一緒に出かけよう 宝探しの冒険!
 一歩踏み出す勇気 それが「心の宝物」

 「心は一つ」を合言葉に前進を続けてきた39期生。仲間と手を取り合い、どんな嵐にも「揺るがぬ大樹」目指して、「宝探しの冒険」へ旅立ちました。

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