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水をきれいに~下水道出前授業~

2021.07.08

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 東京都下水道局の方をお迎えし、クラスごとに出前授業を行っていただきました。
 まず、行ったのが沈殿実験です。水に砂を混ぜてかき回し、そのまま置いておくと砂が下に沈んでいく様子が良く分かります。つぎは紙を水に溶かす実験です。ビーカー二つにトイレットペーパーとティッシュペーパーをそれぞれ入れて、思い切りかき回します。するとトイレットペーパーはあっという間に、粉々になって溶けるのに、ティッシュペーパーは原形をとどめたまま全く溶けませんでした。このことから、トイレに流して良いのはトイレットペーパーだけであることがよく分かりました。最後は模型に雨を降らす実験をしました。これは「雨水ます」という道路の脇に開いている穴がいかに大切かと言うことを理解するための実験でした。模型にジョウロで水をかけ、通常は水が雨水ますを通って地下の下水道管に流れていく様子を見た後、わざと雨水ますにフタをして水をかけた時、水の逃げ場がなく道路にあふれ、建物の中にも浸水していく様子を目の前で見ることができました。どの実験も子どもたちが下水道の様々な働きを具体的に体験できる分かりやすいものでした。
 きれいな水を絶やさないためにオイルボールをなくすことや、雨水ますに物を入れないなど、自分たちができることを真剣に考える、あっという間の2時間でした。

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