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2022.03.02
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2日、ユニセフ協会から講師の方をお招きし、全校でユニセフ集会を行いました。
今年度は、ユニセフ集会に向けて、「3SUNチャレンジ」への挑戦や、低学年と高学年のクラスでペアを組んで交流をする「3SUNミーティング」に取り組む中で、世界の子どもたちや、平和に思いを馳せ、自分たちにできることを考えて挑戦を重ねてきました。
講師の方からは、過酷な状況の中で生きる世界の子どもたちの現状や、ユニセフ募金の役割などについて教えていただきました。学校にも行けず、何時間も歩いて水を汲みに行かなければならないこと。生きるために一生懸命働いても、僅かな稼ぎにしかならないこと。栄養失調や風邪などで多くの尊い命が失われていることなどを知り、子どもたちは大きな衝撃を受けていました。その後、ユニセフの活動内容や募金で集まったお金が、どのように使われるのか等を学びました。
集会終了後、職員室の前には、世界の子どもたちが運んでいる「水がめ」が置かれました。実際に水がめを持ってみると想像以上に重く、「これをもってクラスに行くのも無理だよ」と、子どもたちは水を運ぶことの大変さを実感していました。中には「今すぐこの水を届けてあげられたらいいのに」ともどかしそうにしている子の姿もあり、素直でまっすぐな子どもたちの思いに触れ、胸がいっぱいになりました。