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2022.03.11
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4年生が3学期に取り組んできた、全4回の予防教育プログラム(トップセルフ授業)が終了しました。このプログラムは、鳴門教育大学予防センターと連携を図り、自己肯定感の育成につながる「自己信頼心(自信)」を育成することを目指して行いました。
毎回のプログラムの授業は、動物王国の危機を救うという設定のアニメーションで、子供たちも親しみやすい内容でした。また、考えたことを伝え合う際は、ゲームで発表の順番を決める活動で、毎回違うゲームが用意され、全員が参加しやすく大変に盛り上がりました。毎回の授業後は、温かな空気に教室が包まれていました。それぞれの回の子どもたちの感想を紹介します。
・第1回「身の回りのハッピーを探してみよう」
「今日のトップセルフの授業をやって、みんなのハッピーを覗いてみると、みんなのハッピーは、すごく素敵でいいなと思いました」
・第2回「自分のよさって?」
「自分のいいところを探してみるとけっこうたくさんあって自分にまた自信がつきました」
・第3回「友達のよさをさがしてみよう」
「友達のいいところは、あらためて考えてみると、思ったよりたくさんあって、びっくりしました。それに、自分のいいところってこんなにあったんだなと思いました。みんなの書いてくれたメッセージを見ていると、とても胸がポカポカしました」
・第4回「みんな夢ってどんな夢?」(最高学年の6年生の時、どんな自分でありたいかについて考えました)
「今回トップセルフの授業をやる中で、普段はあまり考えないし、友達から聞かれても、「なんだろう?」で終わるような自分の良さや6年生になったときの自分はどんなふうにいたいかなど、すごい些細なことを考えただけだけれど、それを友達と交流して励まし合うだけで、心がぱっと明るく元気になった気がしました。また機会があったら是非やりたいです」
毎回の感想を読むたびに、教員も心が温かくなりました。特に最後の4回目は、これまでの学習を踏まえ2年後の未来を考える貴重な機会となりました。1人ひとりの夢がとても輝いて、立派な高学年として学校を牽引しようとする頼もしさを実感する時間でもありました。