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2025.02.17
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~小平ふるさと村~
冬の澄んだ空気の中、子どもたちは元気いっぱいに出発しました。ふるさと村に到着すると、昔の建物や道具が並び、まるで時間が昔へと巻き戻ったかのような雰囲気に包まれました。子どもたちは興味津々の様子で、家の造りや使われていた道具を見たり、説明を聞いたりしました。「昔の人は手で全部やっていたんだね」と、今と違う暮らしに驚く声も聞こえました。特に、普段は何気なく使っている電化製品も、昔の人の知恵と工夫の積み重ねの上に成り立っていることを実感したようです。
また、昔遊びにも挑戦しました。けん玉やこま回し、竹馬など、シンプルだけれど奥が深い遊びに、子どもたちは夢中になって取り組んでいました。最初は苦戦していたこま回しも、コツをつかむと「やった!回った!」と歓声があがり、何度も挑戦していました。友達と教え合う姿も見られ、遊びを通じて自然と協力する心が育まれました。昔の暮らしや遊びの魅力に触れ、学びの多いひとときとなりました。
~立川防災館~
小平ふるさと村を出発し、立川防災館に向かいました。
防災館(都民防災教育センター)は、東京都民が安全な暮らしを目指し、楽しみながら地震の揺れの体験、初期消火や応急救護、火災の煙からの避難要領など、防災に関する知識や技術を学ぶことができる体験施設です。
今回は、防災ミニシアターを鑑賞し、地震体験や煙体験、大型スクリーンに映し出された火災映像を模擬消火器で消火する体験をしました。いろいろな模擬体験にチャレンジした子どもたち。机上の学習では味わえない緊張感を抱きながら、一生懸命取り組んでいました。子どもたちからは、「とてもドキドキしたけど、いい勉強ができた」「いざという時、どう行動すればいいのか、よく分かった」など、様々な感想があがりました。
昔の生活に思いをはせ、人々の知恵を学びながら、今を生きるための知識を学ぶことができた貴重な1日でした。