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2025.10.14
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体育館で学年ビブリオバトルを開催しました。
ビブリオバトルとは、「知的書評合戦」とも呼ばれる本の紹介イベントです。発表者(バトラー)がそれぞれお気に入りの本を3分間で紹介し、質疑応答を経て、聞き手が「一番読みたくなった本」に投票します。最も票を集めた本が「チャンプ本」、次点が「準チャンプ本」として表彰されます。
この取り組みは全国的にも広がっており、昨年度は、関西創価高校の生徒が全国大会のチャンプ本に選ばれるなど、大きな盛り上がりを見せています。
46期生は、4年生のときにクラスごとでビブリオバトルを行いましたが、今年度は初めて学年全体での開催となりました。
出場者は立候補で決まり、それぞれ紹介する本を選び、原稿を練り上げて本番に臨みました。当日の朝にくじ引きで発表順を決め、いよいよスタート。バトラーたちは、お気に入りの本を手に、限られた3分間で本の魅力を熱く語りました。
質問タイムでは、聴いていた子どもたちから次々と手があがり、活発なやり取りが続きました。回答のたびに自然と拍手が起こり、会場には温かい一体感が広がっていました。
全員の発表が終わると、聞き手は「どの本を一番読みたくなったか」を真剣に考えながら投票しました。
子どもたちのこれまで積み重ねてきた話す力や聴く力、質問する力、そして発表を支える温かさも感じられる時間となりました。
結果発表は翌登校日の朝に行われ、チャンプ本・準チャンプ本が発表されると、歓声と大きな拍手が沸き起こりました。
ビブリオバトルは、得票数を競うことが目的ではなく、さまざまな本や友達の思いにふれ、「読んでみたい」という気持ちを広げることが何よりのねらいです。聞いている子どもたちは新しい本と出会い、読書に挑戦しようとの決意が感じられました。