理科～ゴムカーで実験しよう！～

　３年生の理科の授業では、「風やゴムのはたらき」の学習用として実験キットを用意しました。
　１時間目は、実験キットの中身の確認からスタートです。部品が全て入っているかどうか、一つ一つ確かめながら、無くしたり他の子と混じったりしないよう、自分の番号を記入していきました。
　２時間目は、いよいよ組み立てです。まずは、ゴムのはたらきを学ぶため、ゴムカー作りに挑戦。説明書とにらめっこしながら、車と発射台を組み立てていきます。説明書をよく読まないとうまく進められないので、いつも以上に真剣に図を見たり説明を読んだりする姿が見られました。また、早く完成した児童からゴムカーの試走に取り組んだのですが、ヘルプを求める子がいると、さっとその子のもとに向かいサポートする様子があちらこちらで見られ、とても嬉しく思いました。
　今後は、「ゴムの伸びの長さと走行距離」「ゴムの本数と走行距離」、そして、「風の強さと風車の回り方」「風の強さとものを持ち上げる力」について学びを進めていきます。距離の測定など、それぞれの実験は、自分一人では難しいため、友達の協力が欠かせない状況となります。
楽しく学びながらも、互いに支え合うことの大切さや喜びを子どもたち一人一人が感じられるよう、励ましの声かけを重ねてまいります。