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2025.11.10
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「身近な材料で、手作りおもちゃを作ってみようよ!」そんな呼びかけをしたら、途端に子どもたちから「うん、やってみたい!」という反応が。既製の商品やゲームで楽しむ日常とは少し勝手が違って戸惑うこともありましたが、動画や工作絵本のコピーを見ながら、材料を切ったりつなげたりしておもちゃを作っていきました。
ひとまず出来たおもちゃを手に、試しながら遊ぶうちに「もっと楽しいおもちゃにしたい」という思いが出てきます。あえて動く系のおもちゃに絞り込んでいたので、高く飛(跳)ばそう、もっと遠くまで・速く走らせたい、スムーズに回せるかな、もっとカラフルに飾りたいなどの願いから、“工夫”につながる思考が働きました。
夢中になって制作すると、1時間の授業があっという間に終わります。遊び方やルールも考えて、クラス内で遊んだところ、これがもう楽しくて、「なかよし学年の1年生を招待したい‼」という声があがりました。
そこで招待状を書き、説明の看板の文字にも配慮し、声のかけ方も練習し、おもちゃの精度も上げるなど、「おもちゃランドのスタッフ」として一生懸命に準備を進めました。
そして迎えた、なかよし学年の1年生との交流遊びタイム。丁寧に説明したり優しく励ましほめたりして、どのクラスも賑やかに盛り上がったおもちゃランドを開くことができました。
振り返りのワークシートには「手作りだから少しこわれても直せてあそべた」「1年生がこんなに楽しんでくれて本当によかった」「自分のお店がちゃんとできてうれしかった」等と記す子がたくさんいました。1年生の笑顔、2年生の達成感あふれる笑顔。なかよし学年で楽しい思い出をまた一つ、共有することができました。