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米の収穫!~5年生~

2025.12.08

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 5月から始まった5年生の米作りが、11月17日(月)、節目となる脱穀の日を迎えました。今年も秋田県の農家の方が、創価小の子どもたちのためにと大切に育てた稲を届けてくださいました。子どもたちは一人ひとりが自分のバケツで苗を育て、こまめな水やりや観察を続けてきました。先々週には稲を丁寧に干し、穂が黄金色に変わっていく様子に、実りへの期待をふくらませていました。
 脱穀の当日はまず、稲をくださった農家さんとZOOMで交流しました。各クラスの代表児童が、これまでの日々を振り返りながら、「思ったよりお世話が大変だった」「稲を育てる農家さんってすごいんだな」と感想をお伝えしました。農家さんも温かく頷きながら耳を傾けてくださり、画面越しでも優しいまなざしが伝わってきました。子どもたちの顔には、自分たちの育てた稲を見てもらえた嬉しさと、農家さんへの感謝が自然と浮かんでいました。
 交流後はいよいよ脱穀に挑戦し、続いて先週には“もみ取り”も行いました。もみ取りでは、野球ボールを使い、手のひらでボールと籾をころころ転がしながらお米をこすり出していきます。最初は加減が難しく戸惑っていた子どもたちも、コツをつかむと「お米が出てきた!」「こんなふうにして取るんだ」と歓声をあげ、手の中にたまっていく白い粒をじっと見つめていました。「農家さんって本当にすごい」「一粒一粒が大事なんだね」と、実際に体を使って作業したからこそ出てくる言葉があふれていました。自分の手で育て、収穫し、そして形にしていくこの一連の工程が、食のありがたさや自然への尊さに気づく大きな学びとなりました。

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