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2018.10.17
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17日、4年生は校外学習として、羽村取水堰・東村山浄水場へ行きました。私たちが普段利用している水についてそれぞれの施設から多くのことを学ぶ一日でした。
始めに、羽村市にある羽村取水堰の展示室を見学しました。展示室には、取水堰の実物大の模型や映像資料があり、取水堰の仕組みや水道局の方の取り組みについて詳しく学ぶことができました。「羽村取水堰」とは多摩川上流部の堰で、東京創価小学校の隣を流れている玉川上水の水の取り入れ口となっています。職員の方からは取水堰の歴史や周辺の名称なども教えていただき、子どもたちも一生懸命メモを取る姿がありました。お昼は、玉川兄弟の銅像の前で集合写真を撮影した後、羽村取水堰の周りの広場で楽しい昼食の時間を過ごしました。
次に向かったのは、東村山浄水場です。まず大会議室で水の大切さについて考える映像資料を視聴しました。その後は4つグループに分かれて施設内を見学しました。東村山浄水場では主に?砂や泥を沈殿させる?細かいゴミを薬で凝集する?オゾン処理で臭いを取り除く?生物活性炭によるろ過?各家庭に送るための塩素消毒を24時間体制で行っています。見学では、その一つ一つの処理の様子について職員の方から丁寧に説明をしていただきました。私たちが当たり前のように利用している水ですが、たくさんの工程を経て各家庭に届けられていることを知り、子どもたちも驚いている様子でした。
子どもたちの感想では「川の水からきれいな飲み水にするには想像していた以上に大変だった」「目に見えない臭いまできれいにしていることにびっくりした」「これからは水の無駄遣いをなくす努力をしようと思った」等があがり、見えないところでたくさんの人の努力と工夫があることを知った校外学習となりました。