多摩動物公園へ行ったよ！～３年生～

　１２日、３年生は校外学習で多摩動物公園へ行きました。これまで、感染症対策のために、春の遠足や様々な社会科見学が実施見送りとなっていました。そのため、子どもたちにとっては、３年生になって初めての待ちに待った校外学習です。
高校体育館前に集った子どもたちの顔は輝き、喜びに満ちあふれていました。全体で「感謝の心を持とう」「絶対無事故で行動しよう」という２点を確認した後、バスに乗って元気に出発しました。
　ビデオに熱中している間にバスは多摩動物公園へ到着。初めに、クラスごとに昆虫館での学習や見学等を行いました。昆虫館での学習では、昆虫との関わり方や特徴などを、実際に昆虫と触れあいながら学びます。
まず、スタッフの方にそれぞれの昆虫の触り方を教わりました。昆虫を驚かせたり傷つけたりすることがないよう、それぞれの特徴に合わせた触り方があることを学びました。その後、学んだことを生かして昆虫を実際に触ってみることに。手のひらより大きなナナフシを肩に乗せたり、カブトムシの幼虫を手に乗せて気門の数を数えたり、多くの子どもたちは学んだことを生かしながら夢中になって昆虫と関わっていました。一方、昆虫が苦手な子も、友達と一緒に指先で触れてみたり、いつもより少し近くで観察したりしていました。昆虫とさらに仲良くなれたひと時でした。
　お弁当は、昆虫館の前の広場で班ごとに食べました。友達と一緒に食べるおいしいお弁当と、晴れやかな秋空に、子どもたちの笑顔が広がっていました。
　午後は、公園内の見学をしました。事前に立てた計画をもとに、班ごとに行動します。公園内は思っていたより広く、思わぬ移動距離に悲鳴をあげている子どもたちも多くいましたが、それでも、目当ての動物を見ようと、班の友達と相談したり励まし合ったりする姿がありました。計画通りに進めることができたことはもちろん、計画通りに進まなかったことも、友情を更に深めるよい機会になりました。