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「水の3つのすがた」を学んで~4年生~

2020.10.13

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 雨が降った後、アスファルトの水たまりがいつの間にかなくなっています。あんなに濡れていた洗濯物が日なたに干しているといつの間にか乾いています。そのことは今までの生活の中で経験して知っています。しかし「いつの間にか」であって、どうして、そして、どのようにして乾いてしまうのかは見たことがありません。しかし、ビーカーに水を入れて口にラップをして日なたに放置しておくと、水の量は減らず、ラップには水滴がついています。これは、水が蒸発した証拠であり、ラップにより広い空気中に出られず、その場にいるので量が減らないのです。
 4年生は、理科の学習で「水の3つのすがた」を学習しています。そして、水を沸かして沸騰するまでの温度変化を調べたり、水を凍らせてその温度変化を調べたりしました。沸騰している間や凍っている間は100度や0度で温度は一定です。
 「なんで変わらないの?」
 「100と0って分かりやすい数字だね!」
 1つ1つの実験に驚きや発見はいくつも湧いてきます。水蒸気も湯気も浮いているのに、水蒸気は気体であり、湯気は液体です。「?」が飛び交いますが、「水蒸気は目に見えないもの」という定義により、区別することができるようになります。したがって雲の霧も液体(固体も混じる)です。
 1つ1つ解明して納得していく姿をがとても頼もしく感じられました。

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