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2021.12.14
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6日に1年生、14日に2年生の初めてのおはなし会が行われました。おはなし会ではボランティアの先生が、クラスごとに本の読み聞かせや手遊び、詩の朗読、パネルシアターなどを行ってくださいます。全学年で学期に1、2回開催されるおはなし会は、創小生にとって至福のひとときです。コロナ禍により、約2年ぶりの開催となりました。
まず最初に、初めて会う子どもたちに、パタパタ動くからくり玩具で自己紹介をしてくださいました。ここで心をつかまれた子どもたちは、自然におはなしの世界へ。
手遊びをした後、『屋根がチーズでできた家』『ホットケーキ』『こぶじいさま』が語られると、恐ろしい場面では肩をすくめて驚いたり、面白い場面では友達と顔を見合わせながら大笑いしたりと、夢中でおはなしの世界に引き込まれました。最後に、パネルシアターで「パンくんのマジックショー」を鑑賞しました。あっという間の45分間でした。
先生方が学ばれている、「東京子ども図書館」の名誉理事長で、この秋に文化功労者に選ばれた松岡享子氏は、「人が生きるということは、自分の物語をつくっていくこと。そのためには他の人の物語を参考にする必要があります。おはなしは、言葉の力を養うだけでなく、子どもたちが無意識のうちに感じている将来への不安に対して、『未来には希望がある』ということを伝えてあげることにもなると思います」と語られています。終了したときに見せた、子どもたちの満足そうな表情から、心の栄養をしっかりチャージできたことを感じました。次回はいつか、みんな楽しみにしていました。