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命を守る子ども防災士を目指して~4年生~

2021.12.18

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 18日(土)の高学年登校日に、「防災会議」と題して、これまでの社会の防災学習を通して学んだことや考えたことを、クラスを越えて発表し合いました。個人のテーマはそれぞれ異なりますが、防災は命を守ることに繋がっているのだと、一人一人が熱意を持って発表していました。発表後には、質問や感想が途切れることなく飛び交い、子どもたちの意識の高まりを感じました。学習面でも大きく成長したことを実感する場となりました。これまでの学習の経過を紹介いたします。
 まず、11月25日に、大樹タイムの時間を使って、鷹の台駅周辺にフィールドワークに出かけました。地震に対する家や学校での備えを学習してきた上で、今度は、地域へ、実際にいつも使っている人の多い通学路に目を向けてほしいと思いフィールドワークを行いました。倒れてきそうなもの、落ちてきそうなもの、動いてきそうなものの三つの視点から改めて危険なところを探して、写真に撮っていきました。学校に戻ってからは、その写真を使って、どのような危険があったかを共有しました。子どもたちの感想には、「町にはとても危険な場所が数え切れないほどある」「気にしてなかったけど、全部こわいと思いました」など身の回りの危険を再認識したものが多くありました。その中で、「いろいろな危険が町中にあって、地震が起きたときどんな対策があるんだろう?」と次なる問いに広がっている子が多くいました。
 続いて、小平市の防災対策を調べるために、防災危機管理課で課長をされている小平市役所の方をお招きして、小平市の具体的な取り組みを防災マップをもとに話をしていただきました。首都直下型地震における小平市の被害想定、震度5強の地震が起きた際、小平市対策本部が発足し、各種連携をとって支援にあたること、避難所だけでなく社会的な弱者に対応した二次避難所があること、マンホールトイレの仕組みなどたくさんのことを教えていただきました。
 子どもたちが書いた学習感想の中には、「発表は終わったけど、防災の学習はこれからもずっと続けていきます。これからも防災をして家族・みんなに共有して防災の和を広げていきたいです。」という声があがっていました。防災について危機意識を高める子どもたちの真剣な姿に、大人も共に学ぶ貴重な機会となりました。

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