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百人一首の世界に飛び込んで(4年生)

2023.01.14

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4年生の教室には、いつもとは違う緊張感が漂っていました。
「あまのはら~ふりさけみれば~かすがなる~…」
バシッ!「取れた!」「またやられた~」
教員の声が教室に響くと、間髪入れずに教室のあちこちから札を叩く音が聞こえてきます。
14日、4年生全員でクラスを越えた百人一首大会を行いました。大会は1対1の対戦で各クラスでの上位者を決め、その後、上位・中位・下位グループに分かれて競技を行っていきました。
百人一首は、一音目だけをもとに札を取るカルタとは違い、上の句・下の句をセットで覚えることで、札を取るチャンスが増えていきます。1枚でも多く取れるようにと、自分のお気に入りの一首を覚える子がいたり、友達と「マイ百人一首」を作成して休み時間に練習をする子もいたりして、ワクワクしながら当日を迎えました。
どの対戦も、自分が札を取ったと思ったら、今度は取られ…と、一進一退の攻防が続き、詠み手の教師も必死でした。対戦が終わると、勝者も敗者もやりきった笑顔と、勝者を称える言葉が子どもたちからたくさん出ていることに気付かされました。
努力した分だけ強くなれると皆が分かっているからこそ、そこに達成感があり、互いに尊敬の念を抱きながら楽しく大会を行うことができたのだと思います。

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