５年生おはなし会

２１日（火）に、２学期のおはなし会がありました。毎回恒例の手遊びからスタートし、最初のお話は、グリム童話から「ラプンツェル」でした。アニメの作品などで知っている子はいましたが、原作のお話を聞くのは初めての子も多かったようです。これまで、いろいろなグリム童話を聞いてきたので、今回はアニメのようにハッピーエンドで、ほっとした様子がありました。次のお話は、アラビアンナイトのお話で「シェヘラザード」でした。「シェヘラザード」は、アラビアンナイトの物語の中に出てくる登場人物で語り手の存在でもあります。外枠のストーリーとして、シャーリアール王に連夜おとぎ話を語って聞かせる最初の物語になります。アラビアンナイトは、物語の中にさらに物語が入れ子のように入っている「枠物語」であることを確認し、その次に、アラビアンナイトの中でも、有名な「シンドバットの冒険―ダイヤモンドの谷」を聞きました。想像力がとても膨らむ描写で、中東のアラブ世界を旅したような感じがしました。お話の最後は、日本の昔「腰折れすずめ」を楽しみました。今回のおはなし会では、世界と日本の物語を聞き、それぞれのよさを味わう時間となりました。最後は毎回、楽しみにしているブラックシアターでした。今回は今年度の愛唱歌である「ぼくらは輝くサンフラワー」に合わせて手作りのイラストが展開されていきました。次々と出てくる色取り取りの素敵な仕掛けに驚き、歓声があがりました。お話の世界に最後まで引き込まれ、とても充実したあっという間の４５分間でした。