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2025.06.11
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6月11日(水)に日生劇場で行われた「ニッセイ名作シリーズ」を観劇しました。今回鑑賞したのは、ミュージカル『ジャック・オー・ランド~ユーリと魔物の笛~』です。人間にだまされ“信じる心”を失った魔物の王ジャック・オー。その魔王が出す“疑いの霧”に触れてしまったことで目覚めなくなってしまった女の子エルを助けるために、一人ぼっちの男の子ユーリが、魔物の笛を探して魔物の街に忍び込みます。その途中、同じように一人ぼっちの魔物コブと出会い、二人の間に友情が芽生えます。しかし、笛を探していることがジャック・オーにばれてしまい、「笛を貸す代わりにコブを置いていけ」と言われるのです。約束の時間までにユーリは戻ってくるのか…。種族を超えた友情や信じる心の持つ大切さが、歌と演技で見事に描かれた作品。拍手喝さいしながら、皆で夢中になって鑑賞しました。
お話もクライマックスを迎え会場が感動で包まれる中、音楽に合わせて手拍子が起こりました。他の小学校団体もおり、大勢の鑑賞者がいる中、最初に手拍子を始めたのはなんと47期生の子どもたちでした。最初は小さかった手拍子が、渦を巻くように会場中に広がってひとつの音になった一体感は感動的な場面でした。
劇団四季の一流の舞台を見終わった後は、絶好のタイミングで雨があがった日比谷公園でお弁当を食べました。「劇場でミュージカルを見たのは初めてで感激!」「歌だけでなく、服やダンスもすごかった」「コブの友達を信じる力に感動した」と楽しそうに感想を話したり、挿入歌を歌ったりしている姿から、大満足の時間を過ごせたことが伝わってきました。